プロセスのブラックボックス化の恐ろしさを思い知る
毎年やってくる決算処理。
この数年で、
インボイス制度やら、電帳法やら、
知らないうちにできてる新たな税金とか、
税務処理は複雑化の一途を辿っており、、、
そこに社会保険の処理やら、
源泉徴収の処理やらが加わってくると、
さらにスパゲッティ状態で。
かつて年末調整のソフトウェア開発を
やっていたことがあったり、
難病の母親を介護していた時に、
さんざっぱら難病認定やら、
福祉制度やら、
介護保険制度やらに悪戦苦闘したので、
そのあたりの知識は
世間一般の方々から比べたら
それなりに知識はあると自負をしているのだが、、、
しかし、それら全てが複雑に絡み合い過ぎていて、
どれがどのように影響しているのか、
もはやさっぱりわからなくなっている(;^ω^)
大枠は理解しているものの、
細かい部分のあまりのブラックボックス化が
増幅していた
(顧問税理士さんにお任せ状態)
自覚があった。
加えて、
インボイス制度や電帳法についても、
どのように変わるのかの詳細説明もないまま、
一律の顧問料の値上げを通達されて顧問料はあがり、
さらには、
何の連絡もなしに担当税理士が
いつの間にか変わっている
ということが起こっていて、
顧問税理士さんへの不信感が募る一方だった、、、
ってことで、この度、
「顧問税理士を変える」という決断をし、
自分でも少しずつ
ブラックボックス化の中身を紐解こうと
悪戦苦闘が始まってます(;^ω^)
で、新しい税理士さんに、
引継ぎのために前期と前々期の
決算書を確認して頂いたところ。。。
なんとっ!
減価償却の処理が誤った状態で
決算がなされていたことが
発覚しました(;^ω^)
新たな税理士さんから、
元の税理士さんに連絡をいれてもらい、
新たな決算書が送られてきたのですが、、、
「決算書を差し替えてください。
前の決算書は破棄して頂いて結構です」
という手紙が添えられていたのみで、
お詫びや謝罪は一言もなし(怒)。
これって、
税理士は悪くないの?
責任ないの?
決算の詳細をチェックしていなかった私にも
瑕疵はあるのかもだけど、
そんな細かいとこまでチェックしないとダメなら、
税理士いらんやん!
何のために安くない報酬を払ってお任せしてるか?!
って話よ。
専門家としての職業を生業にしている
自身に自戒を込めて問う。
「専門家って何よ?!」
「専門家の倫理観って何よ?!」
結局、全ての仕事は
人と人との信頼関係でまわっているのだ、
って思っているのだけれどね。
改めて思う。もちろん自戒を込めて。
「知らない」って怖い。。。
っていうか、
「知らない」ことを自覚できていないって、
もっと怖い。。。
そして「知らないこと」に溢れているのが、
私たちが生きている世界だったりする。
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