「自分は受け止められている」なしでは、人は次に進めない
人それぞれの思いがある。
自分の思いや感情、特にネガティブな思いや感情は
それが受容されたと感じられないと、
人は次のステップに進めない。
いつまでも、その感情に縛られたままその場にとどまり続ける。
それは人の中に、ネガティブな妄想を生む。
自分の感情や思いが受容されるということは、
自分の存在自体が受容されることに等しいからだ。
人は自分の思い:感情の部分を
「受け止めてもらった」
「きいてもらった」
「わかったもらった」
と感じられるとき、
人は自分自身の存在や価値が受容された、
と、その感情を手放すことができる。
これは理屈や理性ではなく、心のありようの問題だ。
どんなに美辞麗句を並べたところで、
人は「自分の心が救われた」
と思わない限り次に進めない。
自分自身が救われていないままの心では、
自らの持てる価値を最大限に発揮する力は
どうやったって湧き上がってはこない。