「体験学習」と「経験学習」
12月にODNJ中部支部で、
クリスマス会を兼ねたイベントをやります。
3年ぶり?(4年ぶり?)に、
イベントが終わったあとの
「ぐだ飲み対話」が復活します
(←この場が一番、気づきと学びが深い(笑)!)
何をやろうか、、、という話になったとき、
「コロナ禍明けのせっかくの
F2F@南山大学でできるのだから、
原点回帰して「体験学習をやろう(っていうか、やりたい)」
と提案しまして、
久々に体験学習@南山大学をやることになりました(^.^)
先日、運営メンバーでのK/Oの話し合いの中で
話題(っていうか、話がかみ合わないことが起こった)
となったのが、
「体験学習」と「経験学習」について。
・「体験学習」と「経験学習」は何が違うのか
・「体験学習」には何が含まれるのか
その中で「体験学習」と聞くと、
学校の林間学校や課外実習授業を想起する、
という話があり、
これは私にとっては
「へ?!(何言ってんの?!(;^ω^))」
っていう驚きだったので、
チャットGPTさんに聞いてみた。
すると、
「はい、林間学校は「体験学習」の一例です。
小学校や中学校で行われる林間学校は、
教室の外に出て自然の中で様々な活動を行うことで、
実際の体験を通じて学びを深める機会です。
具体的には、キャンプファイヤー、登山、自然観察、
共同作業などの活動を通じて、
子どもたちは自然環境について学び、
協調性や自立心を養うことが目的となります。」
っていう答えが返ってきました。
そこで気づいた。
そうか、単なる「体験学習」だけではなく
「ラボラトリー方式の体験学習」
と言わないといけなかったのか、って(笑)。
(あほくさ(-_-;))
(でも、組織開発のコミュニティ(ODNJ)で、
原点回帰で、しかも”せっかく南山大学でやるんだから”
っていう文脈での「体験学習」って言ったら、
そんなの言わずもがな「ラボラトリー方式の体験学習」、
に決まってるやろが(-_-;)、っていうプロセスが
自分の中に明確にあったのを感じていた←間違いなく語調と態度に出てたと思う(;^ω^))
さらに話のかみ合わなさを助長させたのが、
「ラボラトリー方式の体験学習(以下、体験学習)」を
「経験学習」ごっちゃにして話をする人がいたことだ。
”いや、体験学習と経験学習は似て非なるもので別物でしょ。”
って思っている私の頭の中は、
さらに「はぁ???!!!!」ってなって、
私の頭と心はカオス状態へ突入(-_-;)。
で、MTGが終わったあとにチャットGPTさんに聞いてみた。
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「ラボラトリー方式の体験学習」と「経験学習」は
どちらも体験を通じて学ぶ点では共通していますが、
目的やプロセスにいくつかの違いがあります。
・ラボラトリー方式の体験学習は、
特定のテーマに焦点を当てた管理された学習環境で、
主にグループ活動を通じて人間関係やリーダーシップを学ぶことに重点を置きます。
・経験学習は、
日常的な体験から学びを引き出すプロセスで、
個人の成長や問題解決に焦点を当て、
特定の場に限定されない広範な学習方法です。
両者とも「体験」を重視しますが、
学習の環境と目的に大きな違いがあります。
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よかった。。。
私の認識は間違っていなかったようだ。。。
が、一番の問題は「組織開発コンサルタント」を名乗る人が、
「体験学習」と「経験学習」の違いを明確にわからずに、
専門家としてその実践や人材育成を支援していることにある、
と私は思っている。
「体験学習」と「経験学習」は、別物です。
そして組織開発の専門家を名乗るなら、
間違っても学校教育の場でなされている
林間学校や課外実習の「体験学習」と、
組織レベルで人の関係性や発達を促進することを
目的として開発された「体験学習」との区別くらいは、
つけておいて欲しい
ものであるし、
「体験学習」と「経験学習」をどう目的や場に適した形で実装していくか、っていうのは、
最低限レベルの知識、能力、そして「倫理観」なんじゃないかと思っている。
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